自分の手のひらに星を集める (mazar be Bracha & Tsumugi)
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ある視点
 

宇宙の中の 小さな地球に 宇宙を感じるように

地球の中の 小さな人間に 宇宙を感じるように

人間の中の 小さな細胞に 宇宙を感じるように


人間が作り出した 日本庭園という小宇宙の片隅の

小さな鳥かごの中の小宇宙





(BIWAKO BIENNALE 作品のキャプション)





















BIWAKO BIENNALE 2012


国際芸術祭「BIWAKO BIENNALE 2012」に
ワダマキも参加させていただいております。

会場は五個荘の外村繁邸です。



今回は、縁側にポツリと置かれた鳥かごに魅かれ
鳥かごを舞台に考えた 小さな作品です。


日本庭園は美しい小宇宙

その片隅に置かれた 小さな古い鳥かご

その中に小さなセカイを作りました。


宇宙の中の地球に

さらにその中の人間に

さらにその中の微生物にも 宇宙を感じるような



見逃しそうに小さな世界です。







70名ほどのいろんなジャンルの作家さんの作品が見れます。
とても見ごたえのあるアートイベントです。

是非お越しください。


「BIWAKO BIENNALE 2012 - 御伽草子」

会期:2012年9月15日(土)ー11月4日(日)月休
会場:近江八幡旧市街・東近江市五個荘地区
料金:一般2000円(全会期フリーチケット5000円)
   学生1500円(全会期フリーチケット4000円)

*ワダマキは五個荘の外村繁邸です

http://www.energyfield.org/biwakobiennale/index.html








ビエンナーレ終了
BIWAKOビエンナーレが終了しました。
長いと思ってたけど、終わったらあっという間でした
終わりに近づくに連れて夏休みが終わるような
なんだか少しさみしい気分だった。
あの空間たちがもうなくなるんだなぁ。。と。


初めてアートイベントに参加させていただいて
出会いもたくさんあり、学ぶことがたくさんありました。
いつもと違う環境に出てみて今まで気づかなかった
自分に足りないもの、また自分にあるものにも気づいた。

ご来場いただきましたみなさまありがとうございました。

アクセサリーに表現したいことを込めてるので
今まではアパレルのお店の中だけだったので
今回ジャンルを問わず、これまで見てもらえることがないような方々に
作品を見ていただく事ができ
いいね!好きです!良かった!との声もたくさんいただけて
すごく新鮮でした。


打ち上げ&搬出も終了した途端、
もう次に作りたいものに心が占領されてる。

それは、新月にほど近い寒くてとても星がキレイな日に
「次はこんなこと表現したいんです」と星たちに投げかけたからだ。
一週間もたたないうちにもう答えが返ってきた。
早すぎてビックリだ!
お星さまってすごいのね。
あの時流れ星にも出会えたからか?


その前に、こなさなきゃいけない仕事があるので
しばらくは心に寝かせておいて
すこしづつ転がしてふくらませていこう。

その前に少し旅でもしたいんだけどなぁ。。

なかなか時間が作れずにいる。





あと4日
 
きのうBIWAKOビエンナーレ大盛況でした。

瀬戸内やあいちトリエンナーレが終わったからか?
昼から会場にいました。
絶えることなく、たくさんの方にご来場いただきました。
ありがとうございました。




お米お米お米 お米割り箸お米 UFOお米割り箸 
 
UFOUFOお米 割り箸UFOお米 割り箸お米お米

お米割り箸UFO お米お米お米 UFO割り箸お米


自分の作品(お米)とお隣の尾崎さんの作品(UFO)と
田中さんの作品(割り箸)の説明をひっきりなしにしてた



UFOは淡路島在住の尾崎さんの作品

神様が琵琶湖の土の塊を投げてできたのが淡路島という神話もあり

琵琶湖と淡路島は大きさも形も非常に似通っています。

このUFOは現在、琵琶湖と淡路島にもあり、
淡路島と琵琶湖を異次元で繋ぐ装置?になってるそう。


その話を知って、なんて壮大な夢のある作品だろう!と
UFOを見るととてもhappyな気分になります。
あのUFOの中が淡路島に繋がってるなんて。
なんて素敵!

写真とってないんだよね。。
とにかく淡路島と琵琶湖をつなぐ素敵装置があるって事です!



私の作品は「何でお米なんですか?」とよくよく聞かれます。
コチラで以前にその想いを書きましたので
是非ご覧ください。
(田中さんの割り箸作品もご紹介してます


あと、おかげさまでお米手ぬぐいが大好評で
追加納品した分ももう残りわずかになっております。


会期は7日までです!あと4日!
是非遊びにいらしてください!





お米とロウソクとネックレスと鉛筆
ビエンナーレのアイラブライスという作品の中で
和蝋燭の材料である「米ぬかロウ」を使わせてもらっています。

お米を食べながら、またお米を作り続けてることを表現したくて
米ぬかロウで田んぼの中で作業する人を作りました。
お米エネルギーを燃焼させて新たにお米を作る。

物販コーナー藤田邸で「米ぬか和ロウソク」と
アイラブライスと記したネックレスをセットで販売しています。


その「米ぬかロウ」を提供してもらってる老舗
近江手造り和ロウソク大與の4代目が
ビエンナーレに駆けつけてくれました。


ポーズまでとらせて
どうしようもなくぼやけた写真でごめん。。




お米とネックレスのセットもあります。

今回は滋賀県で無農薬栽培されてる農家さんにご協力いただきました。
(以下あいうえお順)


お米の家倉さんの白米


クサツパイオニアファームさんの玄米


針江のんきぃふぁ〜むさんの古代米
(古代米は白米に混ぜて炊いていただきます)

どのお米もホントにとても美味しいです!


そんな藤田邸の奥で、
奥深い鉛筆画を展示されてる藤居典子さん

鉛筆なんてウチにもいっぱい転がってるけど
そんな身近なものからこんな素敵な作品が生み出されるなんて。。

藤居さんは滋賀の作家さんで会期中はほぼ藤田邸におられます。
物販コーナーの面倒も見てくださってます。
(藤居さんいつもありがとう!)


滋賀の湖東には芯のドシリとした
素敵な絵描きさんが多いように思います。
藤居典子さんも、先にご紹介した大舩真言さんもだし
野田幸江ちゃんもだし。
何かあるのかしら??

藤居さんともお話しできるし
藤田邸にも是非お立ち寄り下さい!





BIWAKOビエンナーレ2010“玉手箱−Magical World”

9月18日(土)〜11月7日(日) 火休
会場:近江八幡市旧市街地

一般1000円 市民500円 大高中800円 市民400円
リピート料金 一般700円 大高中500円

※「市民」は近江八幡市在住または市内各学校通学者。
購入時に身分証明・学生証提示が必要。
※リピート料金を希望する際は、前回来場時のチケットを
提示すること。









石の神様も木の神様も
土曜日、琵琶湖を半周しビエンナーレへ向かう道すがら、
もうすぐライブ行くしなぁと
かつて大好きで(今も好きだけど)擦り切れんばかりに聞いてた
サニーデイサービス「東京」を聞く。

プンと一音聞こえた段階であまりの素晴らしさに
秋晴れの空の澄んだ空気に解けそうになった。
美しすぎて粒子が分解されそうだ。

何かモノを作っていて
こういう存在が消えてなくなりそうなもの
作り出せるなんて。。
死んでもいいなぁと思う。

あいにく私の作るものではまだまだほど遠い。
だからまだまだ生きるんだ。


ビエンナーレで少しづつ他の作家さんの作品を見て回ってます。

その日出会ったのは、尾賀商店で展示されてる大舩真言(おおふねまこと)さんの作品


自分ではとても写せなかったので、
今回の作品ではないけれど代表作品の写真を拝借


美しい繊細な光の世界。

あれは絵というのかな?造形というのかな??

ちょうど大舩さんがいらしたのでお話を聞くと
もともと日本画を専攻されてたのもあって
岩絵具つまり、鉱物など石で描かれているのだそう!

それを聞いてさらに感激!

実際、岩を砕いてこんな素敵なもの作られたら
石の神様もめちゃめちゃ喜ぶよ!
だって私まで嬉しいもん。

こんな繊細な美しいものが
地球の中から掘り出されたもので出来てると想像すると
ホントにホントに素晴らしすぎてたまらない。

たまらなすぎて、すっかり虜になり作品集を買って帰った。


この表紙の海のような地球のような作品は
実際見たらきっと、サニーデイサービスの音楽を聴いた瞬間同様、
自分の存在が消えてしいそうだろうなと思う。

ウチに帰っても、作品集にかじりついてた
ゆっくりページをめくり、また戻ってはページをめくり
気づいたら2時間くらい眺めてた。

何回見ても飽きない。
見れば見るほどいろんな美しさに触れることができる。

うっとり素晴らしさに浸りながら眠り
朝起きてから、また開いてみたら
夜と光が違うとまた見え方が全然違って
こんな表情もあったのか!と、また1時間くらい眺めてた。

私は普通に高卒で、美術やアートや勉強したことがないので
ビエンナーレでいろんなジャンルの違う作家さんに出会い
こんな考え方されてるのかぁとお話を聞いてて
新しい視界が入り込んできてすごい刺激をもらえてます。


全然書き残せてないし、まだ全部見れていないけど
他にも素敵な作品がたくさんあります。

もう一方、私のツボにはまりすぎてるのは
カネ吉別邸の蔵に展示されてるヴェラ・ローム(ドイツ)さんの作品


木を切り裂いて樹脂の中に木の呼吸を閉じ込めたような?
ものすごく美しい造形

こちらも、木の神様がビックリするよ。


会期中にどちらもまた静かに浸りに行こうと思ってます。




BIWAKOビエンナーレ2010“玉手箱−Magical World”

9月18日(土)〜11月7日(日) 火休
会場:近江八幡市旧市街地

一般1000円 市民500円 大高中800円 市民400円
リピート料金 一般700円 大高中500円

※「市民」は近江八幡市在住または市内各学校通学者。
購入時に身分証明・学生証提示が必要。
※リピート料金を希望する際は、前回来場時のチケットを
提示すること。


kawara accessory
BIWAKO BIENNALE 2010に参加するにあたり
オリジナルグッズを製作させていただきました。

近江八幡は瓦の産地ということで。。

瓦のアクセサリー!


「2010」にちなんで、201枚



0〜201まで刻印でナンバリングしていますので
同じものはひとつもありません。
それらが全部揃って、ひとつの屋根になります。




ビエンナーレに参加させていただくことになり
会場を訪れるうちに
主催の方々、参加作家はもちろん、地元の方々、
学生さんはじめボランティアのみなさん、
本当にたくさんの人の力で作られてるイベントなんだなぁと
感じました。

それをカタチにしたのが、瓦アクセサリーです




一枚一枚の瓦が合わさって、ひとつ?の屋根になる。


瓦にストラップの紐をセットにして「藤田邸」で販売しています。

お手持ちのチェーンでネックレスにするのもオススメです!




ちなみに、藤田邸は京都造形大学の高室くんをはじめとした
学生さんが空間を作られました。
廃墟だった古民家が素敵な空間になっています。素晴らしい!



 
売れて歯抜けになりつつ屋根

お好きなナンバーをお早めにどうぞ!





BIWAKO BIENNALE 2010 いよいよ開幕!
BIWAKO BIENNALE 2010 

9月18日(土)からいよいよ開幕になりました!


ワダマキは瓦常工場という廃業した
瓦工場の2Fで展示させていただいてます。

テーマは「アイラブライス」



ここ高島に引っ越し、田園風景の中暮らすようになって
田んぼって、なんだか舞台のようだなと感じるようになりました

日に日に田んぼを彩る色も変化していき

日本人が何世代にも渡り繰り返してきた風景


土とともに暮らす
近所のおじいさん、おばあさんを見てて感じた気持ち



あと、mazar be Brachaのお米アクセサリーを見たときの
老若男女問わず見せてくれる照れくさいような笑顔に
「アイラブライス」って日本人の共通の気持ちなんだなぁと
改めて感じました。


そんな笑顔の証拠写真を
ほんの一部撮影させてもらっていました。

大阪中ノ島glaf salon での展示のひとこま


grafのお近くにお勤めのオシャレな田中さん


京阪神Lマガジン社meets編集 海を愛する市吉さん


料理研究家 活動の幅が広い!瀬戸内高裁芸術祭にも参加される堀田さん


滋賀県湖北で農業をされる スーパー農家の川瀬さん
(稲刈りで超忙しいのに農家フェスを企画されてます!)


おっとりなのにデキル女 grafsalon 川西マリさん
リュクサンブール公園で瀬戸内国際芸術祭にも参加されます)

(笑顔の撮影 MOTOKOさん)




こんなみなさんの笑顔に出会い
ますます日本人として
「アイラブライス」を確信して表現できました。
ありがとうございました!





そして作品の一部 ひとくちリング

普通、おちょぼぐち、もりもり
いろんなひとくちを表現しています。


手に持ってる割り箸は
お隣で展示されてる ミュンヘンなどでも活躍されている
田中太賀志さんにいただきました。


お寿司屋さんで使用された割り箸を
2年がかりで大量に集められた貴重な作品は
ホントに圧巻です!!

夜バージョンの写真しかないのですが。。


夜遅くまでかかって
照明の遠藤さんに照明のセッティングをしていただいてるときに
撮影したものです。
恐すぎてゲゲゲにのっとり「墓場」と言われてました


私の写真はブレまくりで分かりにくいのですが、
美しく割り箸に埋め尽くされた作品はホントに圧巻です!


照明の遠藤さんは、東京から志願されてきた方で
作品全部の照明を担当し、徹夜で作業されててお仕事振りに
まったく頭が上がりません。
遠藤さんありがとう!
そしてブツブツ言いながらも助手を務めてくれた
不思議キャラ、学生ボランティア中島君もありがとう!



わだまき準備風景がビエンナーレblogに紹介されてました
よかったらそちらも覗いてみてください。



ひたすら製作の日々を抜け
ようやく開催にたどり着けました。

まだほとんど見れていませんが、
世界で日本で活躍されてる素敵なアーティストが
たくさん参加されてます。

是非、会期中にお越し下さい!!



全然レポートしきれないので、次回へつづく。。




ビエンナーレ会場のおそうじ
先日12日
ビエンナーレで会場として使わせていただく
瓦常工場の掃除に参加した。

学生さんや参加アーティストら
総勢20名ほどで

瓦常工場は今はもう使われていない瓦の工場
近江八幡は瓦の産地なんだけど
阪神大震災以降、
瓦の重みで屋根が潰れてしまったと言われてから
パッタリダメになってしまったそう。

使われていない工場内は
家に置いとくには邪魔な不要なもの置き場と化し、
時を経て、今では膨大な量のゴミと化してしまった山を
分別しながら片付けてった。

(これはもう9.5割方片付いた様子。もっと早くに撮影すればよかった)



キラリ〜ン

みんながもくもくホコリまみれで掃除して綺麗になった。
マンパワーってやっぱりすごい。


今の住んでる借家の離れを掃除したときにも感じたけど
スペースがあるとどんどん不用品を捨てずに置いてっちゃうから
その多さを目の当たりに出来るので、ホント驚く。

あと、昔のものって木で出来たものが多くて
それはまだ使えたり、直せたり、味わい深いし
いらなくなったら燃やして燃料としても使えるけど
近代のプラスチックのものは
ホントにどうしようもなくゴミでしかない。
味わいも何もただ劣化していくだけ。

自分が捨ててきたゴミの量って全部見れたらすごいだろうなぁ。
モノ買えなくなるだろうなぁ。

それでもモノを作って表現してる自分って
どんなんだろう。。ってたびたび思うけど。




瓦常工場から出てきたマッチコレクション


特にコレかわいい!その名も喫茶ヴェニス
喫茶という空気感と、ヴェニスという名前
これに勝るデザインってあるかしら?



BIWAKOビエンナーレは
主催の中田さんが日本の古き良きものを残したくて
フランスから出身の滋賀に戻り
近江八幡で3年に一回行ってイベント(でもビエンナーレ)

会場は、古い町屋などさまざま。
みんな自分たちで掃除して使わせていただく。
町の方もとても協力的でいいなぁと思う。

参加者は中田さんが
滋賀だけじゃなく、世界やいろんな各地から
参加アーティストを探してきてる。


瀬戸内国際芸術祭もたくさんの人が遊びに行ってるけど
やっぱりアートの力ってすごいなぁ
もうそういう商売ばかりを考えたモノにうんざりで
みんな純粋に表現されたものを求めてるんだろうなぁ


だって、たまに街に出たら
そういう不要すぎるものの多さにゲロ吐きそうになる!
数年前から比べたら、0ひとつ少ないものたち。
数百円の靴や靴。
価値を下げ続けて足の引っ張り合い。
みんな忙しくなる一方。一体何やってんだろ?
工賃も材料費もかかって真っ当に考えてそんな安い訳がない!
もうそんなんうんざり!

あぁ〜暑いのに腹立ててしまった。。
今日は猛暑なのにこれ以上自ら発熱する訳にはいかない。



私もビエンナーレでは
アクセサリーから飛び出した表現に挑戦してます。
開催まであと一ヶ月!
暑さに負けずガンバロ〜







製作の日々
こないだの満月から、
ビエンナーレ出展作品の構想がガラリと変わってしまったので
慌てて製作し直してる。

9月18日から11月7日まで開催されるBIWAKOビエンナーレ2010

この数ヶ月、頭の中で転がし続けた構想は
惜しいとこまでいってたんだけど
なかなかそこにたどり着かないので
お月様がひとつヒントを投げてくれた。
ちょうど髪を洗ってるときに。
(お月様ありがとう。)

あぁ!それだ!そうだったのかぁと
そのひとつのヒントを辿ってくと
全体的に全く違うものに変わってしまった。

今からそんなに変わって間に合うのか!?

カタチにするのはどうしてこういつもギリギリになるのか
つねにドキドキと隣り合わせ。
寿命が縮まりそうって毎回思う。


いつも早く全て出し終えて
何も生み出さなくていい状態に浸りたいなぁと
切にその時を夢見るけど
終わったら終わったで
また何かはじめてしまうんだ。


昨日はビエンナーレのオリジナルグッツの打ち合わせで
近江八幡へ。

空間デザインの勉強されてる
優秀なボランティアスタッフの学生さんの手を借りて
かなりおもしろいものが出来そうだ!

アクセサリーを作り出した当初からあった
ひとつのものをみんなで分け合って着けるという
構想が6年越しでひとつのカタチにできそう。