自分の手のひらに星を集める (mazar be Bracha & Tsumugi)
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2014年

あけまして おめでとうございます

遅くなりましたが、おかげさまで、昨年の大晦日に引っ越しを終え
新年はニシノカイトで迎えることができました。


(家の前にある 元旦の思子淵神社さま)



新年早々、昨年を振り返ってしまうけれど
2013年は夏から、ひたすら巣作りに明け暮れていて
今もまだその中にいるのだけど、、
自分の人生の中でこんな時間って後にも先にもないだろうなと思う。
こんなに毎日毎日ガテン系な時間。


昨年引っ越しでバタバタで全く記録できなかった、
巣作り12月を少し記録しておこうと思います。




ニシノカイトの母屋は一階建なんだけど、
天井が高いので、天井の上に充分屋根裏部屋を作れる広さがある。


まだ完成してない部屋がいっぱいあるので
とにかく、仮で荷物置き場として
「引っ越しに向けて」第一弾、屋根裏部屋を先に作ってしまおう!という事になった。
(屋根裏のホコリを払うのは引っ越す前のがいいし)




天井板はとっても薄く、足の踏み場がないところに
床の基礎を乗せていく。

屋根の時にも実感したけれど
足の踏み場もない場所の工事って本当に大変なので
土井工務店の大工 細川さんに親方として入っていただく



屋根裏なので常に中腰の作業になるから
腰の負担も大きい。



この3日間の腰の負担を
ヒライアンは未だに引きずっている。




その間ワダマキは、「引っ越しに向けて」第二弾、食器棚の修復

ニシノカイトに置いてあった食器棚がかわいくって使いたかったんだけど
裏側が腐っていたので、腐っていた部分と全く同じ形のパーツを作り
交換していく





いつの間にこんなことできるようになったんだろう。。
家を改築してると、色々できようになるもんだ。。
昔なら腐っているから使えない!と諦めてただろうなぁ






そして「引っ越しに向けて」第三弾、
お風呂に薪ボイラーのお湯を引っ張って行くために
給湯の管を通す溝を掘ったり






お風呂にお湯が出た時の感動はひとしおでした!泣







天気を見計らって、下屋の作業にも取り掛かる




みんなでワイワイ屋根にガルバリウム鋼板をはって行く



草津でとっても美味しい無農薬野菜を作っている
カリーの野菜の カリー君&ゆみちゃん夫妻
画家の野田幸江ちゃん
現代美術家の井上唯ちゃん



いっぱい笑って楽しかった。みんなありがとう!





写真はないのだけど、
KBSラジオの田中雅子ちゃんにも
ハードな薪運びを手伝ってもらったり。。
(寒い中本当にありがとう!)


そんなこんなで、みなさんのおかげで何とか住める状態になったので
12月後半、ひたすら引っ越し作業にあたりました。
ワダマキの仕事道具もあるので
普通の倍ほどの時間がかかる。。泣

自転車屋BLUEの佐山さん、引っ越しお手伝いありがとう!

(土井さんが作ってくれた 屋根裏部屋に上がる階段)

そんなわけで、ホントにホントに
たくさんの方に助けていただき、今年からニシノカイトです。
ありがとうございます。


どんな一年になるのやら。。


本年もどうぞよろしくお願いいたします!








11月後半 下屋工事(伝説の3日間)


ニシノカイト改修の中では、伝説になりそうな3日間
下屋工事のあまりのスピード感に 終わってから数日は廃人のようだった


まず一日目



朝から土井工務店 土井さんと 大工の細川さんに来ていただき
下屋の解体作業が始まる



その間、屋根の下では
パーテーションにはるタイルを仕入れていただいた横井左官さん登場!



「こいつ何にもわかってないのに、ホンマにタイルはれるんか!?」と
嫌な予感に包まれ、教えに来てくださった。




ホントにホントに来ていただけて良かった!
こんなの自分だけじゃ絶対できなかった!

シンプルなタイルだから歪んだら目立つし,早くしなきゃボンドは固まっちゃうし、はみ出るし
綺麗にはるのはかなり難しかった。



早く帰らなきゃいけないのに、出来の悪い弟子に手こずり足止めをくらう横井さん。
すみません。。泣
ホントにありがとうございます!




師匠不在になり、歪みはじめたので、細かな微調整を



上下左右の目が揃うようにするに 慎重にそろえていく




なんとか、完成!








その頃には下屋はすっかり解体が終わり、垂木(たるき)もつけおわり



東側の屋根も解体されていた



野地板もはりはじめていた










この先 ワダマキも参戦したので、ここからは画像がないけど
真っ暗になるまで作業が続き、東側の屋根まで完成した



2日目 

朝から、北側の屋根の野地板を山田材木店に取りに行く



その後 土井工務店に運び込み、ワダマキは機械をお借りして、板の表面を削る。

ヒライアンはニシノカイトに戻り、北側の瓦をおろしていく。




この機械を通したら、表側がツルツルになっている。



この面に後でベンガラを塗る


板を削り終わったら、細川さんに教わり溝をつけていく





そして大急ぎでニシノカイトに持ち帰り、ベンガラを塗る。



ヒライアンは瓦を処理場に持っていく。
バタバタしすぎてて全然写真がない。

何でそんなにバタバタしてるかと言うと、このあとしばらく天気が雨になりそうなので
明日北側の下屋もやってしまった方がいいだろうという事になり
その下準備を一日でどうにかこなそうという無謀な作戦だった訳です。

それもこれも、高島しぐれとの戦い。


頑張りすぎて、2日目にしてすでに疲労感が漂うが、3日目を迎える。。



3日目は土井さんが来れず、細川さんのみ登場


細川さんと



ひらいあんが屋根の解体




ワダマキはその間、新たに持にこまれた材料にベンガラ塗り


戻ってみるとすでに解体完了で屋根はスッキリ!



その分、下は残骸でグッチャグチャ



足の踏み場がなさすぎるので
下で材料を運んだり手元をしながら、ひとまず瓦礫を片付ける





その間、屋根に垂木を乗せていく




垂木を乗せ終わったら、
細川さんは、問題のボロボロの梁を交換する作業にむかう



どうやって交換しよう。。と
朝からずっとベテラン大工さんをうならせていただけあって
かなり手ごわい様子

上から


下からと 



トンカン トンカン 格闘した末



ようやく外れた!!



おぉ〜〜〜〜!パチパチパチ
場内から歓声と拍手が湧き起こる(ワダマキのみ)

休む間もなく、見事なノミさばきで 梁にホゾを彫りはじめる



大工さんって、休憩以外ホントにずっと動き続けてるんだよね。
その動きに合わるから、めちゃくちゃ疲れる。



その間、ヒライアン&ワダマキは 二人で野地板はり



ひらいあんが板を合わせ、
ワダマキがお得意の釘打ち機で、野地板と垂木を釘で固定していく





親方なき現場では、野地板はりも 一筋縄ではいかず
思いっきり隙間が空いてしまう。。泣



親方が少し目を離した隙に、屋根にも隙が。。。




ホゾの切り終わった梁をはめる



おぉ〜ピッタリ!!
本日二度目の拍手喝采(またもワダマキのみ)



大工さんの仕事は見ていて気持ちがいい。




親方が野地板はりに戻ると、途端に隙間なく野地板が綺麗にはられる。



角のややこしいところも、さすがのノコさばきで、キレイに始末される
この後、わだまきは親方の手元に従事していたので、写真をとる隙もなかったが、
真っ暗になるまで作業が続き、下屋が完成した!

大工さんに引っ張られ動いた3日間の疲労感はとんでもなかった。
3日以上引きずった。
巣作り史上最高の進展と疲労感

おかげさまで3日間と思えないほど進展した。
作業内容が分かる人は、3日で!?とかなり驚いていた。


風と土の交藝まで
あと、一週間

とは思えぬほどの散らかりブリ(泣)


11月中旬 キッチン、窓枠製作
 
土間のコンクリートが乾くのに3日はかかるので
その間部屋には入れないので、早く床ができたことを味わいたい気持ちを抑え

ひらいあんは屋根の上へ



あと少し残っている てっぺんの処理をする


ワダマキは ある時は中嶋邸のお手伝い





またある時は畑で タマネギの定植

まずは植える場所の雑草をぬいて、軽く耕す



夏の終わりに 蒔いてたタマネギの苗が植え頃になってきたので



それを移植する



玉ねぎは雪の下で冬を越して、来年5月に収穫します。
美味しくできるといいなぁ。


コンクリが乾いてきたので
ひらいあんは窓枠製作に取り掛かる





ワダマキはキッチンの組み立て



IKEAで購入したキッチン。
ウワサ通り組み立てるのにも一苦労!



排水管を通す穴と




給水管を通す穴をあける


おぉ〜〜〜



それらしい!



対面式キッチンなので、キッチンの裏側のパーテーションを製作



家を直してたら、いつの間にか、こんなパーツを作るのは楽々やなぁ〜♪



あとは、キッチンを繋げるだけや

と、調子の乗っていたら、キッチンの水平が取れていないことが発覚し
無理やり進めていたから、どんどん歪んできて
またまたお世話になりっぱなしのノブさんに助けてもらう。



ノブさんの指示通り一部組み立て直して、何とか水平になった。

これ素人がやることじゃないわ。。
ノブさんがいなかったら、ウチのキッチンえらいことになるとこだった。
本当にありがとうございます!泣




キッチンとパーテーションを合体させ、
このパーテーションの中に電気とガスを通す



水道から電気から、キッチンの組み立てまで
恐ろしく何でもできるノブさんが、電気の配線も





無事に電気とガスが通った!





(オレンジが電気線、グレーがガス管)





配線が終わったのでパーテーションのフタをしてしまう。

この上に、後にタイルをはります。








ヒライアンの窓枠も順調に進む

小さな窓枠から




大きなサッシの枠まで



サッシの大きさに合わせて通し柱を付ける




柱にホゾを切って



材を打ちこんだり




無事完成!

これでオーダーする木製ペアガラスのサッシの採寸に来てもらえる。



同時に、ノブさんによる薪ボイラーの施工も始まる






今まで壊したり穴掘ったりばっかりだったのが
ここにきて、だんだん色んなものがカタチになりはじめてきた!











11月初旬 ついについに土間打ち!!

ついに、ついに、この日が来た!

土間打ちの日!!

ここまで来るのに、一体何日かかっただろう。。

ホントは昔ながらの三和土(たたき)土間が良かったんだけど
土間に床暖房を仕込むので、コンクリートにするしか道はなく
コンクリート流すための準備に、一体どれほどの時間を費やしたことか。

はぁ〜長かった!

 

今回は頼もしく、左官屋さん2名と

数日前に棟上げを手伝いに行った 漆器作家の落合芝地さんが
お返しに駆けつけてくれた。

↓(落合邸小屋の棟上の一コマ)




ひらいあん、落合さん、ワダマキの3人で生コンを運ぶ






この生コン用の一輪車 いっぱい入るのでメッチャ重い!


架橋ポリやワイヤーメッシュで足場が悪いので
コンクリートを運ぶのも一苦労



運んだそばから、左官屋さん2名がならしていく。


はぁ〜プロって素敵!



いてくれるだけで、ただならぬ安心感



捨コンの時とはうってかわって 玄人臭が漂う



あれよあれよという間に、隅々まで平らになり



いつの間にか更なる仕上げもされて、ツルツルになっていた。




そんなプロの技に見とれていると、
空から何やら声が聞こえてきた。


「柿とっていい?」


ん!?




見上げてみると 落合さんが柿の木の上に。

ってか、普通登る前に聞くやん!笑


家族揃って柿好きらしく 
全然柿に興味ない人間からすると、
全く理解できない程の熱意で夫婦揃って柿に挑んでいた。

落合さんにこんな特技があったとは。。



夫婦柿取り大会があったら、間違いなく上位入選するだろう連帯感で
グングン収穫していった。


柿の収穫を喜ぶ母娘(早速かじる娘)




収穫にますます力が入る父



ウチはホントに全然食べてなかったので、
あんなに喜んでもらえて良かった!

来年もまた取りにきてね〜☆



って、危うく何の記事だったか忘れそうだった!


おかげさまで無事土間ができました。
落合ファミリー、ありがとう!






11月初旬 下屋(げや)工事の準備もはじまる

土間準備と同時進行で、下屋(げや)と呼ばれる
ひさし部分の準備にも取り掛かる



この「ヤバイヤバイ」と言われ続けて、早数年の下屋
年内になんとかしなければ。。と思っていた。

高島は、11月になると雨の日がかなり多い。
「高島しぐれ」と言われて、
さっきまでお天気やったのに、気づいたら雨が降ってる。
しょっちゅうキツネが嫁入りしている。
雨の降らない日のが少ないくらい

明るい雨の日は美しく、虹も多いのはいいんだけど
巣作り中の身としては、高島しぐれは大敵!

高島しぐれ前に、とにかく下屋の材料にベンガラだけでも塗っておこうと
またまた顔まで真っ赤にしながら、お得意のベンガラ塗りに励む。



手際がかなりよくなり、初めて大屋根の時の3倍くらいに速さで作業を終える




そして、さらに晴れの合間をぬって、瓦降ろしもはじまる



ホイッ





エイヤッ



ホイッ

テンポよく作業が進む


ん?


またもや働くウマコ登場!

今度は何の恩返しだっけ。。。



ん、これかな?

ウマコがゲルを作るのに、ユンボを使うので
土井さんのところからダンプに乗せて運んであげた



ん??


ウマコを運んだんじゃないよ、ユンボを運んだんだよ。



キャァ〜





はしゃぐ四十路コンビ (良い子はマネしちゃいけません!)


ヒライアンのユンボ操縦指導アリ




試しに手荒な剪定をするウマコ




ユンボにまるで興味ナシのお馬たち



そんなこんなで、おかげさまで南側の瓦はがしは無事完了!



東側の屋根は、翌朝ワダマキひとりで頑張る



いつの間にか、逞しくなったもんだ




端っこは基礎が腐ってて崩れそうなので、瓦をとるのも厄介



瓦をおろすまでは良かったが、2tダンプが怖くて運転できないので
ウマコに協力要請

車の運転が好きなので、快く引き受けてくれる。




ワンコも同行



犬バカと 冷静なお犬の図




しかし、これは恩返しではなかったので
その後で、お昼ご飯にお寿司や何やと、しっかり請求される。。





その分、瓦を捨てるセンターとウチを2往復してくれて
めちゃくちゃ助かった。

ウマちゃん、大活躍! ありがとう!




10月末〜11月初旬 土間コン準備

巣作り日記 またもや一ヶ月ぶりの更新

怒涛の巣作り生活では、なかなかパソコンの前に座れず
気がついたら、あっさり ひと月も経っていた。

いろいろやりすぎて、記憶がないので
画像を見ながら振り返ってみることにする。


改めてこの一ヶ月の画像を振り返って見てみると、早くも懐かしい。
(第一半袖だし!)


 

前回、床暖房する部分だけに捨コンを流したので
その周りも、レベルを下げて整える



水平にレベルを揃えるのって結構難しくって時間がかかる。


周りのレベルが整ったら、捨コンの周りの杭を抜いて、
新たにコンクリを流す土間全体に杭を打って枠をつけていく







この枠にコンクリを流す高さの印もいれておく。



土間部分全体に、まず防湿シートをひいてから
隙間のないよう断熱材を敷き詰める。
隙間があったら断熱材の効果がないなんて恐いセリフも良く聞くので慎重に行う



断熱材の上にはコンクリートを強化させるために、
ワイヤーメッシュを敷き詰める。





そしてその上に、 床暖房の不凍液を循環させる架橋ポリ管をセットしていく



おぉ〜なかなかスムーズに進んでいい感じやん!と 
珍しく順調な作業ブリにうっとりきていたら



「台所のガスと電気は土間の中通さなアカンで!」と大家の安治さんに突っ込まれ
慌ててガス屋さんに来てもらう。


残念ながら、ガスは土の中を通す事が判明し
すでに施工し うっとり来ていたワイヤーメッシュと断熱材を撤去する羽目に!泣


はぁ〜毎度こんな調子
 
「一歩進んで 二歩さがる♪」 
悲しいかな、頭の中に水前寺清子の元気な声が聞こえてくる。。
(ん?進んでないやん!?)


ワダマキと、頭の中の清子をよそに、
ガス屋さんは早速作業に取り掛かる。



ホリホリ サッサ



プロの技はビックリするほど早い!
あっさりガス管を土の中に通す

半日くらいかかるのかな?と思いきや30分足らずで作業完了!
同じ作業に数日かかっている自分達がちょっと悲しくなる始末。

給湯は土の中のが保温になるので
ついでに、給湯管も一緒に通しておきますね
と、有難すぎるサービスまで!泣


ま、とにかく、土間コンを流す前に、
安治さんに気付いてもらって良かった。




排水(太いグレーの管)
給水(青色)、給湯(ピンク)
ガス(グレーの細い管)
白(床暖不凍液の管)

この後電気の管も苦労して施工したけど、画像ナシ





無事に全部土間の下に入れるべきものの準備が整い、
後は左官屋さんの登場を待つばかり!






巣作り10月後半 ついに初生コン!
 
時間がかかってる大がかりな土間工事

ウチは、土間に床暖房をするので、
まず床暖房の配管をする部分だけに、土台をコンクリートで作る(捨コン)

その上に床暖房を施してから、部屋全体にコンクリ―トを流し
さらにその上に土間の仕上げをするという、コンクリート3重構造になる。

今回は、まずその第一弾の捨コン流し!

しかも欲張って、床暖房部分の捨コンと、
床暖の熱源である薪ボイラーを置く小部屋と、敷居部分×2の
一度に計4ヶ所にコンクリートを流す。

初めてなのに、4ヶ所も。。。
ハードル高い。

捨コンやから、そこまで仕上げ綺麗にしなくていいし、
二人で何とかなるやろう。

と、甘く見積もり、1.5㎥の生コンを迎えた。



え?二人で作業なん?
(しかも一人女やん。。)
と、若干、いや大幅なコンクリート屋さんの引きを感じながら




二人でせかせか運ぶも



むっちゃ重いし大変!



誰か〜〜〜来てくれへんかな〜〜!!??と思ったら



まさかの、救世主!



大家でもある 安治さん登場!



やったぁ〜
ひとり増えるだけで全然違う!!



足取りも軽くなった ♪



ヨイショヨイショ
勢いつけて



えい



やぁぁ〜〜〜







もうそろそろ量いいんちゃうか?




そいじゃあ、ちょっとならしてみます。


撮影隊として 結びめの にしかわしょうこちゃんも来てくれたので
写真が急に豊富


ひらいあんは、小部屋を担当

コンクリートって思ってるより石がいっぱい入ってるんやなぁ。。






あ!あと、敷居にも生コン流すんですよ!




慌てて杭を打ち、生コンを流し込む







わぁ〜ヤバイ!
敷居の枠がコンクリに押されて広がってきてる!!



釘で柱に止めな、釘で!

はいぃ〜〜〜!!



トンカン トンカン アセアセ




大丈夫か。。この人達。。

素人臭が強すぎて、不安気に見守るコンクリ屋さん。



それ、隅っこまで行き渡るように棒でつついた方がいいよ


と、アドバイスを受け、ザクザク棒でつく



ザクザク ザクザク



ヒライアン、小部屋の仕上げを終えて、床暖の間の仕上げに従事



畑みたいなやぁ〜




ある程度整ったら、棒でたたいていく



そろそろ随分固まってきたので、排水管につけてた杭もぬいておく。




コンクリートは固まる時間にリミットがあるから
むちゃくちゃ慌ただしい作業でした。

安治さんと、しょうこちゃんが来てくれてホントに助かりました。
ありがとうございました!




もうすっかり夜、

帰る間際に自分の仕上げた小部屋に うっとりするヒライアン


が、翌日固まった状態を見たら、昨日見たより全然汚かった。

現実は厳しい。。


「うっとり」も一夜で消えゆ。








巣作り10月中旬 柱&土台交換&恩返し2
 
10月中旬 ひらいあんは屋根の天窓部分と格闘

記録係も務めるワダマキは、巣作り日記を書く習慣が抜けてしまったので
屋根に上がって写真をとっていないので
まったく写真がない。。ごめん。。。


その間の屋根の下での出来事を、少ない写真の中から少しご紹介


ジャ〜ン



柱の腐った部分が交換された!



さすがプロ!

土井工務店の大工 細川さん




ベテラン大工さんなので、柱の根継 むちゃくちゃ早かった。


お次は土台の腐った栗の木を交換 難易度☆☆☆



ベテラン大工さんでも、かなり苦戦していた。

「土台を交換しやすいように、コンクリ割ってもらっていいですよ!」と
提案してみたら

「ほなお願いするわ。」と、細川さんは材木を調達しに立ち去ってしまった。。


ん? ひらいあん不在。。

現場には、ワダマキとウマコ二人。。

ちょっとちょっと、オナゴ二人を残して、誰がコンクリ斫るん!!??

あんなパワーのいる仕事。。






もちろん、この方!

またも、レアな働くウマコ!

何を隠そう、これはウマコの恩返しパート2 なのです。


今度は馬ではなく、車が壊れて、車の修理工場まで迎えに行ってあげ
さらに、ウチに泊まり

一宿一飯+送迎の恩義 という訳です。

しかも昨日の一飯は、普通の一飯ではなく

80センチくらいあるドデカい鮭が、北海道から届き
(ノブさんがコロ(犬)預かりのお礼に、北海道から送ってくれた)

かなりご馳走だったのである。。



こんなデッカイ魚おろしたことないので、大助かり!



ウマコさんは、北海道の鮭の雄雌分けるバイトをしていたことがあるそうで(初耳)
手際よくさばいてくれた。




その後、ナカジマ君も参戦し
塩焼と 漁師料理あら汁にして 新米といただいた。
翌日は何度も手伝ってもらってる佐山家でチャンチャン焼き
鮭ツアーで何とも贅沢に秋の味覚を堪能させていただきました。


そんなわけで、コンクリ割に留まらず
紅鮭から ベンガラまで 幅広い恩返しを披露!



毎度何ともいいタイミングで、恩返しがやってくる。
ありがとう!


日をまたいで 
細川さんの仕事は 相変わらずグングン進む

土台を打ち込む



さすがプロは違うなぁ。。と感心しきりで仕事ぶりを拝ませていただいた。




土台だった栗の木たち。
原型の半分くらいの太さになってる



ここまで腐っても、良く家を支えてくれてたものだ。。




ワニみたい。。




その間、下屋(げや、大屋根の下の屋根のこと)の準備で
またまた土井工務店で道具をお借りし、材料を削らせてもらったり





電動カンナの扱いも随分慣れてきた。







ついに 捨コン下準備として、砂利を運び入れたり







この砂利をしいて踏み固めた上に、コンクリートを流す。





平らにして



さらに朽木の米農家 横井さんのお父さんに
ランマーという機械をお借りして砂利を踏み固める





すっかり寒くなったので火も焚いた



現場監督のように 火に当たりながら作業を眺めるウマコ
(手に持ってるのは かろうじてお茶)


高島に虹が増えてきた



家の裏の牛舎にも虹がかかった。
ビックリするほど低い場所だった。

中にいる牛たちは気づいてないだろうなぁ。。

あの中の牛達に、何か幸運が訪れるのだろうか。。






巣作り 10月前半

お次は10月




(お昼にウマコ炊き出し風景)

またまた写真をもとに、記憶をフラッシュバックしてみる。



ひとまず、ノブさんに水平機をお借りしている間に
下がっている縁側を直す


 

レーザーレベルで見ると床が下がっているのがよく分かる。





ヒライアンの後ろにいる犬は「コロ」

コロは月の子供で、ノブさんの飼い犬
ノブさんが北海道旅行に行ってる2週間の間、コロを預かる。

貴重なレーザーレベルと引き換えに?




土井さんにお借りした ジャッキで床を持ち上げる



4センチも下がってた!



木の柱を継ぎ足す。









お次は、屋根



天窓の窓枠もベンガラを塗った。

数年前に解体現場から出てきた天窓を
何のアテもないけど、もしもの為にと いただいておいたんだけど、
ホントに役立つときがくるとは。。




北側の屋根に2か所つける






屋根の材料屋さんに施工の方法を教わる。



熱心に話を聞くひらいあん。



天窓部分の処理は、難易度高すぎ途方に暮れる。


難しすぎて、話を聞くのも途中であきらめたワダマキは犬島へ




瀬戸内の「青」は格別だった









巣作り9月 その3 排水管を通す

ウマコプレゼンツ「京大卒生たちの強制労働」のおかげで
9月後半に土間打ち準備も本格化する

まずは、水道工事も電気工事も何でもできる
近所のノブさんに
レーザーの水平機をお借りして、
水平レベルの出し方を教わる

 

土間も水平に打たなきゃいけないので、とても重要なポイント



水平の基準線を決めて、その高さを糸で結ぶために、
杭を打って行く。



この糸から3センチ下がったところがコンクリートの仕上がりになるので
床暖房部分や、断熱材や砂利やコンクリートの下に入れるべきものを差し引いて
この糸から〇センチまで下がったところまで、土を掘り下げ水平にする

というように、ドカタ仕事は思いの外、細かい作業だった。
土と混ざらないように、床暖房部分だけ板で囲う。



ワダマキが、基準線をもとに穴を掘っている間、

ヒライアンは、排水管設置準備に取り掛かる。



台所の場所も変えて土間部分に作るので、
排水管や、水道管も自分達で土間の中に埋め込むという
何も知らないのに、高度な技に挑戦しているのだ。
(もちろん周りに教えてくれる人がいるからできるのだけど。。)




まずは、排水や水道を通す部分にある 大きな石達にのいてもらう。

とても人力では、無理な大きなお石なのでユンボに助けてもらう。





ちょっと失礼いたします。。
と、石にロープをくくりつけて




少し移動ねがう




ヨイショヨイショ



石達も違う場所に移動し、床暖房する部分の基礎も水平にならせたので
ついに排水管設置

またまたノブさん登場



排水は水が逆流しては困るので
1mごとに2センチ下げて勾配をつけなければいけない。



なので、そのように穴を掘って設置していく




なかなか緻密な作業

床暖房の上になると、温まってしまうので
水道管も排水管と一緒に設置しておく。








ついに排水管と水道管が設置された!

ノブさんありがとうございます。




以上、9月の巣作りハイライトでした。