2日目、朝から散歩し飛鳥坐神社へ
わ!
入る前から、見上げて声が出てしまった
なんかある。。
これ飛鳥に来て何度も感じてる感覚
なんかある。。
見に行くと、たいてい石があったり
はたまた、昔の都だったり、
山だったり
なんかあるんだよね。。。
飛鳥坐神社の「なんかある」ぶりは半端なかった。。
今日もアンテナ絶好調!
そして昨日のリベンジに橘寺へ
受付で、昨日から気になってた
橘寺から見える山の名前を聞いてみる
「三輪山ですよ」
え?ここから三輪山見えるんだ!
あんなに近いの!?
太子も幼い頃ここから見てたよね。。
実際その場に立ってみないとわからない。
古代と繋がる感じすごいなぁ。。
。。。。。
ちょっと気にしないようにしてたんだけど、
橘寺へ入ったあたりから、何かおかしい。。
ん?なんだろな??
なんかちっともトキメかない。。
さぁ、ま、気をとりなおして、
橘寺はさておき、
待ちに待った天香久山へ向かう。
道中目に入った山に
え?この小さいなんでもない感じの山が天香久山?まさかね?
と思う。
そしたら、
実際それが天香具山でビックリ!
マジで!?
あれが私が昨日あんなにトキメいてた山???
なんもないやん???
ん?私なんかおかしくない???
100年の恋ならぬ、一晩で恋が冷めたのか??
全然ときめかない。。
ど、どうなってるん??
近づいてって、天香久山神社に入るも、、
なんだかピンとこない。。
あれあれ?
昨日までのあのトキメキは何!?
どこいったん?
こんなんじゃ旅も続けられんよね。。
ま、とにかく天香久山に登ってみよう!そしたら何か掴めるかも?と、登山に向かうも
あれ??
な、なんか嫌だ。。
登りたくない。。。と、すぐに引き返す。
何この感じ??
さっきまでの、飛鳥坐神社までと全然違うよね、私。。
どうしたんやろう?
何かなくない?
なんか落としてきた?
あ、アンテナがないんや!
え!?どうしよう?
どこでなくなったん??
そういえば、橘寺でもなんかおかしかったよね。。
それまではアンテナ絶好調やったのに。。
もう帰るしかないいんかな。。
でも、このまま帰ったら、
アンテナなかったら、これから何も作れないやん。。
ど、どうしよう。。
ふと、三輪山が頭に浮かんできた
あ!
そういえば私、あの橘寺に入る前に「三輪山」って聞いて、なんか違和感があったよね。。。
あの時だ!
あの時になんかスイッチ切れたわ。
なんか景色がワントーン退色した。
あの違和感そうやったんや!
飛鳥に来る前は、
帰りに時間あったら三輪山に登ろうかと思ってたけど
天香久山に出会ったからは、
登るのは天香久山で、三輪山はもう行かなくていいやと思ってたけど、
やっぱり三輪山に登れってことなのかな。。
とにかく、アンテナないまま帰れないし
三輪山に行ってみるしかない!
このままでは飛鳥にいる意味ないし。
と、予定変更!すぐに大神神社を目指す。
飛鳥から車で20分くらい。
こんな近かったんだね。
三輪山はご神体そのものなので
山の中では写真撮影も禁止
ここが入口。
往復二時間かけて、ご神体の三輪山へ登らせていただく。
。。。。
半分くらいまでは、
はぁ〜登って意味あんのかなぁ
疲れたし、もう途中でいいかと思ってたのに、
5合目くらいまでくると、
雰囲気がパキッとわかった
あ、なんかある。。
今までの空気と明らかに違う。
この山が、ご神体そのものというのが理解できた。
途中からすっかりアンテナも戻ってきた!
下山直後、雷がドカンとなって
雹がバラバラバラーっとすごい勢いで降り始めた
危ない!ギリギリだった!
その直後、説明つかない不思議なことがトントントンとおこり、
自分の悪い思考癖があぶり出された
山に登った直後に、なんでこんな事おきるの??と一瞬感じたけど、
そこかぁ。。
そこの思考癖変えなきゃ意味ないんだね。
さっきの不思議な事件も腑に落ちた。
この為にアンテナ喪失して、三輪山に登らされたのかもしれない気がする。。
三輪山恐るべし!
今回の旅で、途中アンテナ喪失して、
自分のアンテナのない世界を味わい、
それはまるで色のない世界のように味気なく
自分のアンテナを信じる大切さを教わった気がしてます。
この感覚がないと、何も作り出せないし!
誰の為でもない
自分の為の旅の記録