自分の手のひらに星を集める (mazar be Bracha & Tsumugi)
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ビエンナーレ会場のおそうじ
先日12日
ビエンナーレで会場として使わせていただく
瓦常工場の掃除に参加した。

学生さんや参加アーティストら
総勢20名ほどで

瓦常工場は今はもう使われていない瓦の工場
近江八幡は瓦の産地なんだけど
阪神大震災以降、
瓦の重みで屋根が潰れてしまったと言われてから
パッタリダメになってしまったそう。

使われていない工場内は
家に置いとくには邪魔な不要なもの置き場と化し、
時を経て、今では膨大な量のゴミと化してしまった山を
分別しながら片付けてった。

(これはもう9.5割方片付いた様子。もっと早くに撮影すればよかった)



キラリ〜ン

みんながもくもくホコリまみれで掃除して綺麗になった。
マンパワーってやっぱりすごい。


今の住んでる借家の離れを掃除したときにも感じたけど
スペースがあるとどんどん不用品を捨てずに置いてっちゃうから
その多さを目の当たりに出来るので、ホント驚く。

あと、昔のものって木で出来たものが多くて
それはまだ使えたり、直せたり、味わい深いし
いらなくなったら燃やして燃料としても使えるけど
近代のプラスチックのものは
ホントにどうしようもなくゴミでしかない。
味わいも何もただ劣化していくだけ。

自分が捨ててきたゴミの量って全部見れたらすごいだろうなぁ。
モノ買えなくなるだろうなぁ。

それでもモノを作って表現してる自分って
どんなんだろう。。ってたびたび思うけど。




瓦常工場から出てきたマッチコレクション


特にコレかわいい!その名も喫茶ヴェニス
喫茶という空気感と、ヴェニスという名前
これに勝るデザインってあるかしら?



BIWAKOビエンナーレは
主催の中田さんが日本の古き良きものを残したくて
フランスから出身の滋賀に戻り
近江八幡で3年に一回行ってイベント(でもビエンナーレ)

会場は、古い町屋などさまざま。
みんな自分たちで掃除して使わせていただく。
町の方もとても協力的でいいなぁと思う。

参加者は中田さんが
滋賀だけじゃなく、世界やいろんな各地から
参加アーティストを探してきてる。


瀬戸内国際芸術祭もたくさんの人が遊びに行ってるけど
やっぱりアートの力ってすごいなぁ
もうそういう商売ばかりを考えたモノにうんざりで
みんな純粋に表現されたものを求めてるんだろうなぁ


だって、たまに街に出たら
そういう不要すぎるものの多さにゲロ吐きそうになる!
数年前から比べたら、0ひとつ少ないものたち。
数百円の靴や靴。
価値を下げ続けて足の引っ張り合い。
みんな忙しくなる一方。一体何やってんだろ?
工賃も材料費もかかって真っ当に考えてそんな安い訳がない!
もうそんなんうんざり!

あぁ〜暑いのに腹立ててしまった。。
今日は猛暑なのにこれ以上自ら発熱する訳にはいかない。



私もビエンナーレでは
アクセサリーから飛び出した表現に挑戦してます。
開催まであと一ヶ月!
暑さに負けずガンバロ〜