自分の手のひらに星を集める (mazar be Bracha & Tsumugi)
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「ものすごく静かで、ありえないほど近い」
 
そうそう、映画のタイトルは
「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」だった。

切なすぎる映画だった。。。


私のは、うるさくない。
むしろ静かで、ものすごくやさしいんだけど、

ありえないほど近いお話。。。



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「滋賀のMIHOミュージアムに行くので、良かったらご一緒にいかがですか?」

5月のある日彼女から連絡があって、初めて会うことになった。

彼女とは、いつだったかtwitterで繋がった。

私のアクセサリーを見て、「何これ!?」
「私の為に作られたものなの!!??」と、尋常じゃない程驚いていた。

それからずっと気になっていた。



実際彼女に会ってみて、彼女の驚いた感覚がすごく分かった。


近い!


私と彼女は、何かが近すぎる。


趣味が合うね!って人は今までも会ったことある
そういう「趣味が合うね〜」の域じゃない。

「合う」じゃない。

「近い」んだ。

あなた、私じゃないよね。。
だ、誰ですか!?
って、少し怖くなるくらいの近さ。

私にはもう一人、カタワレか?と思しき人に出逢っていて(当時のBLOG
その時は、離れるのすら悲しいような不思議な感覚だった。


当日は、彼女のお母さんまでやってくるという
不思議な展開で、3人でMIHOミュージアムに行った。

彼女のお母さんとの感覚も不思議で、そんな二人に一気に会ってしまい
頭がクラクラした。

MIHOミュージアムという舞台も手伝って、
展示されていた内容も、いろんなものがシンクロして
3人でいた時間は
何か時空が違うとこにいたような。。

言葉に変換できない感覚を一人で抱えていて
帰ってきてからもしばらくぼんやりしていた。


MIHOミュージアムで、私はほとんど無意識に2枚のポストカードを買っていた。
普段なら買わないようなタッチのイラストのカード。

改めて見てみると、
あまりに彼女とお母さんの私の中のイメージに近くて
しばらく眺めていた。

ふたりなら、それぞれこの感覚分かってくれるはず!
いつかこのカードでそれぞれにお手紙を書こうと、大切にしまってあった。





彼女と私








彼女のおかあさんと私







そんな彼女から久しぶりにメールが着た


「わだまきさんとの出逢いや 
ここ何ヶ月かのいろんな出来事
想うこと、感じること、すべてがあるような

そんな何かが
つい2日前にでてきた切り絵です。

あのとき わだまきさんが見せてくれた
「神は光と闇の間にある」?そんな感じの言葉が
あれから心に残っています」

(ごめんね、一部勝手に使わせていただきました)


という文章と、新作の切り絵作品


2日前!?
2日前って。。私が何やら闇を脱した日と一緒やん。。。

タイミングまでこんなに合うの???

で、新作の切り絵を見ていて
何か言葉にしきれぬものがあって
すぐに返事ができなくって、不思議な気持ちをひとり抱きしめていた。


翌朝、むぎにやたらと早く起こされた。
むぎはこういう時に不思議なほどさりげなく助けてくれる。


まだ空気は薄暗く、西の空でお日様が昇る準備がはじまったところで
山の淵が真っ赤に染まっていたので、
久しぶりに朝日を見に行こうと、散歩に出た。


薄暗かった田園風景に、朝日が差し込む瞬間
息を飲む程美しかった。



「あぁ〜切り絵が出来る時てこんな感覚なのかもなぁ〜」と

田んぼの稲や水や、みんなに光が満ちていく
毎日起こっている感動的な風景を見ていたら

昨日送られてきた彼女の作品が
私の中に沁みこんでいった。



うちに帰ってすぐに、今の気持ちを伝えたくって
あのポストカードで返事を書いた。

興奮してて、ぐっちゃぐちゃな文章だったけど


とにかく 「あの作品、私も大好きだよ!」 と伝えた。