自分の手のひらに星を集める (mazar be Bracha & Tsumugi)
<< July 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 戌の日 | main | 流れ星 >>
産む力 生まれる力


先日、出産を予定している助産院が開催している
お産の勉強会に参加してみました。

助産院にいると「自然なお産」って言葉が良く出てくる。

今までお産の事を知らずに生きてきたけど、
日本は西洋医学に染まってから
お産にも医療が介入して、どうやら自然なお産ではなくなったようだ。

そもそも、病院と助産院は何が違うのか?
医療行為ができるかできないかだ。


病院でも助産院でも産む行為には変わりないし、
何が自然ではないのかってよく分からなかったのだけど
自分も妊娠して、勉強会に参加してみて、ようやく分かった。

赤ちゃんって、本当に自分で生まれてくる力を持ってるんだ。
そしてお母さんも産む力を持ってる。
陣痛にしてもそうだし、この身体に神秘としか言いようのない変化が次々と起こる。
話だけ聞いてても、上手い事できすぎてて、本当に感動する。

でもそれらの神秘は、赤ちゃんによってペースも違うし
中には時間のかかる子もいるので、待たなければいけない場面が多い。

陣痛というのは、赤ちゃんが産まれるために
子宮が収縮することによる痛みなのだそうだけど
それは、赤ちゃんが産まれる準備ができたら、母体におこる現象で
出産予定日になっても、なかなか陣痛が起きないこともある。
外から計算した予定日と、赤ちゃんが自分で産まれようとしてる予定日が違ってたりするし。
数字だけじゃ分からない事もたくさんある。

陣痛が大きくならないのには、何がしか理由があるからなんだそうけど
(お母さんが精神的に緊張状態だったりしても陣痛が進まない事があるらしい)
陣痛は、陣痛促進剤で促すことができる。
陣痛促進剤とは、子宮を収縮させる薬なのだろうか?


そうなると、今の時代はこの世に産まれる時から、自分のペースじゃないみたいだ。
予定に合わせて動かなきゃ、待ってもらえない。
急かされて産まれてくる。
世知辛い。

お腹をギューギューおしたり、引っ張ったりする事もあるそうだ。
病院は予定が詰まってるので、早く産んでもらわなきゃ困る
赤ちゃんやお母さんのペースなんて待っていられないんだ。



話はそれるけど、よくよく、猫は家の中で飼いなさいと言われる。
はじめから家の中しかしらなかったら、それはそれで幸せなのだそうだ。
(所詮人が言ってる事だから事実はわからない)

外で飼うと、病気になるかもしれないし、車にひかれるかもしれないし。
なので、猫は外に出さない方がいいらしい。
オシッコして隣近所に迷惑もかかるし。
(実際私も実家に住んでる時に、隣近所の猫が毎日家の前でオシッコして
迷惑してた事があった。
けど、迷惑してたけど、外に出すな!とは思わなかった。
今は小さな迷惑をかけることが罪になりすぎてるように思う)


私がネコなら、どんなに早死にしても
自分で外に出て、鳥やネズミを追っかけまわして、
草むらで転がる自由を享受したい。
たとえ数日しか生きれなくっても。

だから、むぎも外に自由に出ていく。


猫を放し飼いにするかしないか

子供を病院で産むのも、助産院で産むのも

個人の自由で、どちらが正しいともないと思う。


私も助産院で産むにあたって
家族に、「何かあったらどうするの?」と言われた。
家から助産院までは、車で1時間もかかるし。
お産の事分かってないから、簡単に考えてるやろうけど
年も年だし、良く考えないと!と。
そうそう、わだまき、ザ高齢出産なのだ。

当たり前だけどお産は自分だけじゃない、子供の命もかかってる。
高齢出産はリスクも高い。
現代人は筋力が衰えてるから、昔はなかったようなお産トラブルも多いようだ。

もちろん、何かあったら病院に行くよ。
だけど、健康に問題なく産める可能性があるのだから
はじめから「何かあったら」に縛られるよりも
助産院で出産したいという自分の想いを守りたい。

だから毎日スクワットしたり、動き回ってる。
食べ物にも気を付けてるし。


今の時代は「何かあったらどうするんだ!?」という考えで
どんどん窮屈になってってるように思えて仕方ない。

何かあったらいいじゃん。
何かあったらで予防線を張られすぎてるから、平凡で
安全のために禁止されてる事が多くって、
生身の経験がなくってつまんないから、
〇〇体験とかってイベントに人が集まるんだ。

「何かあったらどうするんだ!?」という言葉は
いつの間にか、呪文のように力を持って私たちを支配するようになってた。

どんなにヌクヌク暮らしてても、怪我するときゃするし、
死ぬ時は死ぬ。

何かあったら何かあった時に考えるしかない。
人間には生きる力があるんだから。

自分の生きる力を信じるしかないんだ。


何が言いたいかって
誤解されたら困るけど、別に病院でのお産を否定してる訳じゃない。
無痛分娩でも何でも個人の自由で、そんなのどっちでもいい。


お産の勉強会に参加して、自分には「産む力」が
そして、このお腹で動き回ってる小さな生命には「生まれてくる力」が
ちゃんと備わってるんだなぁって事に感動したんだ!

人ってすごい力を持ってるんだなぁって。。


ただそれだけ。